おだやか日記

高齢者の糖尿病について

おだやか診療所です。

本日は高齢者の糖尿病について書きたいと思います。

 

糖尿病といえば、糖質制限、炭水化物制限を行い、薬を使用して血糖値を下げるというイメージが強いかと思います。しかし、高齢者(男性70歳以上、女性75歳以上)の場合、厳しめの治療は必要ありません。

下記の図は高齢者の糖尿病の治療目標です。日本糖尿病学会のページに掲載されています。

この図を見ますと、高齢者では厳しめの治療は必要ないことが分かります。特にカテゴリーⅢに該当する場合、ヘモグロビンA1cは7.5%以下にしてはいけない!ということが書かれています(正常6.2%以下)。これは、高齢者では高血糖よりも低血糖のリスクが圧倒的に高いため、多少の高血糖は許容しようということになったことを示しています。

当院でも、本人の様子や血液検査などを見ながら、糖尿病の薬を少しずつ減らしていく治療を行っています。食事も糖質や炭水化物なども気にせず食べるようお話ししています(本当はたんぱく質をしっかり食べてもらいたいのですが)。薬が減り、食事制限も緩やかになる(ほとんどなくなる)ため、喜ばれることがほとんどです。

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