おだやか日記

患者さんの飼っているペット(いぬ)

おだやか診療所です。

先日は猫について書きましたが、本日は犬について書いてみようと思います。

 

猫を飼うことにより、心筋梗塞による死亡リスクが減ることが証明されています。では、犬を飼うことにより何か良いことはあるのでしょうか?

もちろん、犬を飼うことにより良いことはたくさんあります。まず犬は散歩を行う必要があるのですが、このことにより犬を飼っている高齢者は飼っていない高齢者より1日当たりの歩行数が多くなります。また、飼い犬への愛着が強いほど、散歩をしっかり行うこともわかっています(愛着が少ない人と比べ2~3倍散歩を行う)。

こうして愛犬と散歩することにより、ADLの維持、体力の維持を図ることができます。また、散歩仲間との交流も、社会からの疎外感を感じずにすむことができ、有用と考えられます。

その他、犬は猫と比べしつけをしやすいという利点もあります。犬が「待て!」「よし!」などの指示に従う時、飼い主の脳内にはオキシトシンが分泌されます(オキシトシン、よく出ますね!)。

 

結論としては、「自立」の高齢者は犬を飼うことにより体力の維持、ADLの維持を行い、「要介護」」など歩行困難な高齢者は猫を飼うことにより癒し効果を得て心筋梗塞などの予防を行う、という飼い方が望ましいと思われます。

 

ただし、ここまで書いてきたことは、あくまでも「人間」の立場から考えてきたことです。猫や犬の寿命は10~20年くらいです。飼い主が先に亡くなると大変なことになります。ペットを飼う際には、ペットの寿命を考慮したうえで検討するようお願いします。

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