おだやか日記

患者さんの飼っているペット(ねこ)

おだやか診療所です。

訪問診療を行っていますと、ペットを飼っている患者さんが結構いることに気がつきます。犬、猫、ハムスターなどが多いと思います。本日は猫について取り上げ上げてみようと思います。

 

猫は散歩に連れていく必要がありません。また、一日中かまう必要もありません。散歩が必要で、寂しがり屋の犬と比べて、高齢者にとって猫は飼いやすいのです。北欧では、動物セラピーを行う施設は猫を飼っています。そんな猫ですが、「飼いやすい」だけが利点ではありません。そのほかにもいいことがたくさんあります。

 

まず、「猫の世話をする」ことが高齢者にとって「自分の役割」につながります。これは他の動物でも同じかもしれませんが。

次に、猫を飼っている人は飼っていな人に比べ、心筋梗塞で亡くなるリスクが40%も減るのです。これはびっくりですね。猫をなでると、幸福ホルモンといわれるオキシトシンの分泌が増えることが分かっています。それによるストレス減少が心筋梗塞を減らしているのでしょうか?ただし、オキシトシンそのものは犬をなでても分泌されますので、心筋梗塞の減少はまた違う機序なのかもしれません(犬を飼っている人は心筋梗塞による死亡は特に減少していないようです)。

さらに、猫が機嫌のよいときののどを鳴らす「ゴロゴロ」という音は、骨折の治りを早くします。猫の「ゴロゴロ」という音はだいたい25~150Hzです。25~50Hzの振動がウサギの骨折の回復を早めた、という研究があります。

最後に、問答無用で猫はかわいいのです。これだけで十分なのです。

 

なお、訪問診療先で患者さんのペットを触らせてもらったりするのですが(もちろん診療後ですよ)、それによるクレームは1回もありません。むしろ、喜んでくれることが多いです。

 

 

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